省エネへの取り組みについて
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エアーコンプレッサー関連機器


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・圧力設定をしましょう コンプレッサーは吐出圧力が高くなるほど消費電力も上がります。
適切な設定にする事で、省エネになり、コンプレッサーの負担も軽減できます。
・エアー漏れの改善 よく、エアーの漏れ量は、使用量の10~20%にも達すると言われています。つまり、10~20%分の電気代を捨てている訳です。実例をあげますと、ある工場では休業日でも、37kwのコンプレッサーが6台中、3台フル稼働していました。
お休みの日でもという事は、恐らく、24時間・365日です。どれだけ安く計算しても年間で1000万~1500万円を無駄にしている事になります。
箇所はバルブ、ホース・ホースの継手、カプラーからの漏れが多く、消耗品ですので、交換をお勧めしますが、ユニオンやフランジなど、増し締めすれば止まる箇所もありますので、定期的に確認して対応しておくことが重要です。





ポンプ・クーリングタワー


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・ベルトとプーリー ベルトやプーリーは非常に多くの場面で使用されている伝導方式です。
キュルキュルと鳴いているのはベルトが消耗し、滑っていますよというお知らせ音です。
滑っているということは、本来、伝達できる力を損失している、例えば10回転すれば済む事が11回転、12回転と余分に回転しなければいけない状態にあります。
また、ベルトが滑りだすと、プーリーも消耗します。プーリーが消耗すると、ベルトを新品に交換してもすぐにまたベルトが減るという悪循環になりますので、定期的に確認・交換をお勧めします。
・カップリングとカップリングゴム こちらもよく使用されている伝導方式で、カップリングゴムも消耗品です。摩耗、硬化、ひび割れ、酷くなるとシュルシュルと音が聞こえてきます。
そのまま放っておくと、ゴムが完全に割れてボルトが剥き出しになり、カップリングを痛めてしまいますので注意が必要です。





送風機


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・軸芯出し 軸芯出しとは、モーターと送風機など、それぞれの回転軸が同一線上に位置するように調整する作業の事です。
芯出しの状態が悪いと、カップリングゴムもすぐに痛みますし、ベアリングの寿命を著しく縮めます。ちなみに、新品だからといって芯出しはされていません。
配管接続工事等、据え付け完了後に行うべき作業だからです。
芯出しを適正に行えば、設備の寿命を延ばすことができます。





空調機器・冷凍機


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・フィルターの清掃 クーラーが効かないと連絡を受け、伺うとフィルターが詰まっていて、風が送れていなかっただけ。そんなことがよくあります。環境省によると、2週間に1度のフィルター清掃で「冷房時で約4%、暖房時で約6%」の省エネが可能になると言われています。